2016-3-2 動物
猫

助けたって言っても当時の俺がよかれと思って
したことだけど、不思議な体験した

とりあえず書く

小学生の頃、学校終わって同級生と公園でワイワイ
騒いでたんだよ。
家から自転車で5分くらいのところにある公園で、
8月のことだったと思う。

で、一通り遊んだから帰ろうってことになって、
友達と自転車にまたがったら茂みからヨロヨロと
小さい猫が出てきたんだ。

白黒の猫で一歳にもなってなかったと思う。

友達数人は猫だーって駆け寄ったんだけど、
俺は野良猫とか追っかけ回すのが可哀想だと
思ってやめろよーとか言ってたと思う。
でも友達が猫を取り囲んでも、その猫逃げたりしないわけよ。

人懐っこいのかなーと、俺も覗いてみたら何か様子が変だった。
体はもちろんボロボロでフラフラヨタヨタしてたんだよ。
あまりに危なっかしくて、皆でどうにかしようと
考えたんだけど誰も飼える家がないわけ。

ちなみに俺の家は、既に猫2匹飼っててとても親に頼める
状況ではなかった。

でもこのまま放っておいたら、車にでも轢かれるんじゃないかと
思って考えた結果、動物病院に連れて行ったんだ。
でも残念なことにその日は休診日であいてなかった。
結局、元いた公園に戻ってきたけどどうすればいいか分からなくなった。
それぞれ門限の時間が迫ってきたし、
とりあえず安全な場所に隠しておこうってことになった。

近くにあったスーパーに置いてあったダンボール持ってきて、
家に近いやつが新聞紙と小さいタオル持ってきた。
スーパーで買ってきた牛乳を、
そこら辺に落ちてた発泡スチロールに入れた。

「ここにいるんだぞ」と言ってみんな名残惜しそうに帰った。

次の日、朝っぱらから公園に自転車猛スピードでこいで行った。
茂みに置いたダンボールを見たら、
相変わらずボロボロな猫がいた。もうその時の俺の喜びようったら。

野良猫だし、どっか行っちゃったんじゃないかとドキドキしてたんだよね。
でも猫はそこにいて、牛乳も少し減ってた気がする。

その後友達も来て、ダンボールの中にいれたまま狭い公園の中を散歩した。
で、帰る時にまた牛乳をいれてウキウキ気分で帰ったんだ。

その次の日も公園に行った。
猫飼ってたからカリカリも持って、ワクワクしながら行ったわけよ。
このまま大きくなるといいなーなんて思ってた。

で、ダンボール覗いたら猫いたんだけど、横たわってたんだよ。
寝てるのかと思ったんだけど、
変な風にピクピクしてて様子がおかしかったんだ。

俺はとにかくパニックになって、今日は友達も来ないって
言ってたからどうしたらいいのか分からなかったんだ。
病院に連れて行けばよかったんだけど、連れていけなかったんだ。

公園でエサあげてたのを話したら怒られるんじゃないかとか、
お金持ってないし親に話しても怒られるんじゃないかと思って。

今思うとバカだったと思うけど、当時は猫が可愛くて仕方なくて
甘い考えだけど、元気になるまで育てたかったんだ。

で、俺は半泣きになって公園をウロウロした。

書き忘れてたけど、猫はトッポって呼んでた。
多分猫と出会った時に友達がトッポ持ってたから、
って理由だったと思う。

とりあえず新聞紙とタオルでくるんで、
食べるかわからなかったけどカリカリを山のようにいれた。

俺はずっと半泣きで「トッポトッポ・・」って言いながら公園を
グルグルしてた。
たまに遊んでる子がすごい不思議そうな顔してこっち見てたの覚えてる。

そしたら公園にいたおばあさん(おばさん?)が近付いてきたんだ。。。

この後のお話は続きを読むからご覧ください!


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