2016-9-30 記事
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長文で乱筆乱文多謝
身バレしないように少しだけフェイク入り

典型的な二代目バカ社長の会社での話:
バカ社長にとっての修羅場みたいなもの

二代目バカ社長(今後バカ2と書きます)は、
大学卒業後デキ婚で家を追い出され
職を転々としていた。

先代に末期がんが見つかった際に呼び戻され、
実務経験を殆どすっ飛ばして社長になった。
当然仕事なんて全然出来ないが、
就任するなり

「ここは私の会社なので私の好きなようにします。」

宣言をするDQNだった。

最初は言葉だけで一切仕事が出来ないので
実害は無かった。
ただ、全然職歴が無いというコンプレックスが
有ったのか、稲盛塾に通って役に立たない知識を得ては、
それを実践するようになった。

勿論塾で学んだ知識は、
経営的に役に立つものだと思うが、
バカ2には理解出来ず自分に都合の良い超解釈を
作り上げて社内に投げかけてきた。

当時のバカ2の基地外語録だけで結構な量がある。
覚えているのはこんな感じ

「会社に頭脳は少ない方がいい。だから俺(バカ2)
以外は一切判断する必要が無い」

「トラブル対応は全部俺が決めるので
勝手に判断したら即時解雇だ」

「二年以上いる社員は給料が高いので
新卒を雇って一年で辞めさせるのが一番人件費安い」

「俺より頭が良い社員は全員早めに首を切った方が、
良い会社になる 年内には全員切る」

こんなことを堂々と朝礼などでいうやつだった。
勿論労働基準法などの法律違反なんだが、
こいつはこういった法律を知らずオーナー企業は
好き放題していいと勘違いしていた。

特に酷かったのが、一度でもバカ2に
口答えした女性事務員は、数時間社長室に呼ばれ
叱責を受けた後、ほぼ確実に解雇された事だ。
また、後日判明するが一人だけいたSEを
スパイに仕立てて、雑談中でも
自分に対する悪口が無いか常にチェックする
小心者でもあった。

当時、とあるセクションに若くして優秀な男がいた。
Tといい、中肉中背で目立たないが、仕事に関しては
全幅の信頼がおけるやつだった。

ある日、出荷関係のトラブルが発生した。
新幹線で移動中のバカ2に
連絡を取ろうとするも連絡が取れない
(後日酒を飲んで寝ていたことが判明)
緊急を要する話だったのでTがその場で対処し
被害は最小限に抑えられ、
その後事の顛末をバカ2に連絡した。

翌日出社してきたバカ2は無茶苦茶不機嫌。
Tを社長室に呼びつけて数時間叱責した後、

「明日から来なくてよい」

と云ったそうだ。
勿論バカ2が法律違反しているのだが、
Tも詳しくなかったのでその日はとぼとぼと帰ったらしい。

数日経って...

この後のお話は「続きを読む」からご覧ください。


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